伸ばそうと決意した方へ |
「爪を噛まない」「爪を伸ばすぞ」と決意した方へ、経験によるちょっとした注意と心構えを。 決意の強さや、不便度、性格などによって変わってくると思うので、万人に共通ではないかもしれませんが。 第一段階 決意 爪を噛んでいることを隠すのをやめてください。「何が悪い」と開き直ってください。 周囲にカミングアウト出来る人がいないならここの掲示板でもいいです。 この方法はダイエットなどでは「自分にプレッシャーをかける」という意味でよく聞きます。 爪噛みの場合はプレッシャーは禁物かと思われるのですが、何故私は勧めるのか。 私自身、ずっと手を隠して生きてきました。最も古い記憶では小学一年生で既に隠していた気がします。 「手を隠す」というのは「心を開いていない」というボディーランゲージととられたりするそうです。 「手を隠す」ことと「心を開かない」ということの、どっちが原因でどっちが結果なのかはわかりませんが、 事実として私は他人に心を開くことができませんでした。 そして、そのことが嫌で寂しくてたまらなかった。 でも最近なんかもう、そういうの疲れてきたんですね(笑) 隠すのとか悩むのとか。 で、仲のいい友人には手を隠すのをやめた。今まで絶対ばれてないはずないし、と思って。 それで予想外に気が楽になったんですよ。特にその話題は話さなかったんですけどね。 「私は確かに爪を噛んでいて、それはいいことでは決してないけれど、友達の遅刻癖とか煙草を吸うこととかとそんなに変わらないかもしれない。少なくとも、こいつらに責められる謂われはないわな」と思うことが出来たんです。 「別に私は(多少変かもしれないけど)人間失格ではない」というと大げさですが、そういう実感を持てたんです。 その上で、「やめたい」と素直に思ったんです。別に思い込みでも何でもいいと思っています。 その段階を皆さんにも踏んでもらいたいな、と思うのです。 ただし、ここで注意。 相手は選びましょう。自分の性格も考慮してください。 動かしがたい事実として、極端に短い爪は他人から見れば「気持ち悪い」と思います。 見られたことが後からも気になって仕方ないような人は、やらないほうが無難かもしれません。 精神的にガキんちょの人間や世間知らずの人を相手にしてもこっちが傷つくだけですし。 そこは自己判断で。 私の場合、 ・私自身心理学科の学生なので友人には心理学科の人が多かった。具体的に爪噛みについては勉強していないと思うが、比較的そういうことに理解があると思われる。 ・心理学科でない人でも、付き合いが長いうえ、同じ闇を共有している感じの人だった。 ので、問題はありませんでした(内心引いてるかどうかは知りませんが)。 家族や付き合いの長い人以外にわざわざ見せるのはリスクがあると思いますので、あえてお勧めはしません。 でも、付き合いの長い「こいつになら何でも話せる」という人がいて、その人の前でも指先を隠すのが癖になっているのならそれを止めてみて下さい。 どうせ、今までに絶対ばれてますから。 「こいつ気持悪い。無理。」と思うならその時点で離れていったはずです。 今まで続いてるなら大丈夫。 「そこのあんた、私の短い爪は見納めよ。これから長くなるんだから。ひーひっひひ」と、心の中で高笑いと共に決意すればいいです。 第二段階 伸ばそう へ |
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